音楽に真摯に打ち込んでいる人って魅力的ですよね。
なにか秀でたものを持っているかっこよさを感じてしまいます。
部活動で、吹奏楽部に所属して張り切っている先輩。
幼いころからピアノに打ち込んでコンクールを目指すカノジョ。
音大を目指しているカレ。
あなたの周りにも音楽に打ち込んでいる人っていませんか?
そんな人に何かプレゼントするとして、音楽に疎遠な人は何を選べばいいか困ることも多いのではないでしょうか。
楽器の部品や消耗品などはいいかなと思うのですが、専門的なことはわからないですよね。
そんな時は、無理に楽器に関するプレゼントを探すよりも自分でもわかるジャンルのものから選ぶ方がいいように思います。
そこで提案したいのは、音楽にまつわる本です。
アーチストを目指す人たちが出てくるようなストーリーの本ならば、きっと共感してもらえるのではないでしょうか。
そこで、音楽に打ち込んでいる人に贈るのにふさわしい本をピックアップしてみました!
ぜひ、参考にしてみてください。
Top Photo:SAKURAKO- Piano lesson. By MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)
今、一番の話題作「蜜蜂と遠雷」 恩田陸
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第156回の直木賞を受賞したことで、一番の話題作になっているのが、恩田陸著の「蜜蜂と遠雷」です。
ピアノコンクールを舞台にした話となると、音楽に真摯に打ち込んでいる人にはビンビン響く内容となるのではないでしょうか。
「俺はまだ、神に愛されているだろうか?」というキャッチコピーが付けられていていて、ピアノコンクールを舞台に、音楽に向き合う若い人たちの葛藤が描かれています。
特にピアノに打ち込んでいる人にとっては感慨深いものとなるでしょう。
バンド体験!「1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター」五十嵐貴久
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五十嵐貴久著の「1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター」は、バンドのモチベーションが下がった時などにぜひ読んでもらいたい作品です。
平凡な主婦が同級生とバンドを組んでディープ・パープルの名曲「スモーク・オン・ザ・ウォーター」に挑戦するという内容です。
バンドで「スモーク・オン・ザ・ウォーター」をやっていくという目的を定めてから、それに向かって努力していく様は胸を熱くしてくれます。
音楽へのひたむきな情熱「船に乗れ! 」藤谷治
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藤谷治著の「船に乗れ! 」は、学内オーケストラに取り組んでいる人たちにとっては、まさに自分たちの物語と思える内容でしょう。
プロのチェリストを目指していた主人公が、一度は挫折するも高校に入学して、そこで音楽にひたむきに取り組む仲間を見つけて奮闘するという物語です。
本屋大賞ノミネートで脚光を浴びた青春音楽小説なので、読み始めるとグイグイと内容に引きずり込まれることでしょう。
オーケストラ体験「オケ老人! 」荒木源
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荒木源著の「オケ老人! 」は映画にもなったので、タイトルを知っている人も多いかもしれませんね。
面白くて笑えるような音楽小説を読みたい!っていう希望があるのならこれがいいでしょう。
さいごに
音楽にまつわる本を音楽に打ち込んでいる人に贈るというのはどうだったでしょうか。
耳からばかり音楽に接していて、活字では音楽に触れ合えていないという人には、新鮮な体験となることでしょう。
本を贈ることで、違った刺激を受けてくれるといいですよね!
gippyライター紹介
「毎日を楽しく素晴らしい一日に」をモットーに、食やライフスタイルのライターとして執筆中。小さな幸せの積み重ねが人生の豊かさを作るということに気づき、人の縁、今という時間を大切にアンテナを伸ばしています。人と人とのコミュニケーションから、たくさんの幸せを生み出みだされることを願って、小さな幸せを一人でも多くの人に届けたいと思っております。