「お中元を贈る立場になったけど、何を贈っていいのかな…」

と悩む人も多いことでしょう。
特に目上の人に贈る場合に、自分たちの世代の目線で選んでもジェネレーションギャップが発生してしまう恐れもあります。

変に冒険するよりかは、ここは定番の品を贈って無難に済ませるのもいいのではないでしょうか？
そこでおすすめしたいのが夏にふさわしい「そうめん」です。

そうめんはこれからの時期にピッタリの贈り物になりますし、世代を超えて愛されている食材でもありますので、角が立つこともないでしょう。
ただそうめんにもいろんな種類がありますので、それを知ったうえで贈ることが望ましいです。

おすすめしたいそうめんを5つ選抜しましたので、お中元の参考になさってくださいね！

定番と言っていいのが揖保乃糸の特級品

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そうめんと聞いて、まず多くの人が思い浮かべる銘柄が揖保乃糸（いぼのいと）なのではないでしょうか。
それだけ有名なので、そうめんの中でもこれを贈れば問題なしと言えるほどの定番と言ってもいいでしょう。

兵庫県のたつの市を中心とした地域で作られていて、その地域を流れる揖保川沿いに生産地が広がっています。
揖保乃糸なら何でも同じというわけではありません。

揖保乃糸の中でも等級が分かれていて、贈り物にするのなら特級品あたりを狙うといいでしょう。
贈答で最も出ているのがこの特級品だそうです。

とっておきの揖保乃糸の三神・ひね

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同じ揖保乃糸でも特級品のさらに上を行くのが三神（さんしん）です。
揖保乃糸の中でも最高級品になり、生産の全体量から見てもごくわずかしか作られません。

これはもうとっておきの贈り物として使うのがいいでしょう。
ひねとは１年間寝かせたもので、熟成させることでコシが強くなっています。

奈良の名産、三輪素麺

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揖保乃糸と同じくらいに全国区で知られているのが三輪素麺（みわそうめん）です。
奈良県桜井市の三輪で生産されているそうめんで、このあたりはそうめん発祥の地とも言われています。

そんなそうめんのルーツとも言える三輪素麺もスタンダードな存在でお中元にはピッタリだと思います。

三輪素麺の土蔵熟成ひね素麺

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三輪素麺も古物（ひねもの）という作ってから1年以上寝かしたものや大古（おおひね）という1年以上寝かしたものなどがあります。
古物は新物に比べてコシが強くなるのが特徴です。

コシが強いと 茹でてもノビにくいというメリットが出てきます。
この土蔵熟成ひね素麺は三輪素麺の古物として、とっておきのお中元として使うといいでしょう。

太さが自慢の半田素麺

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この半田素麺（はんだそうめん）は徳島県つるぎ町の名産です。
細うどんと間違えてしまうくらいの太さが特徴です。

太さと共に強いコシがあり、その強さがもたらす確かな歯ごたえにファンも多くいます。
四国地方の出身の人へのお中元には半田素麺がいいかもしれませんね。

さいごに

世代を超えて愛されているそうめんをお中元で贈るというのはいかがでしたか？
そうめんには高級品から普及品までいろいろありますので、相手に合わせてランクも考える必要があります。

大切な人へのお中元に安い普及品を贈ることのないように気をつけましょう。
知識を持ってお中元にふさわしいものを選ぶ必要がありそうですよ。