ドラマ「先に生まれただけの僕」が流行っています。
学校で教えてもらうことだけでは、これからの時代を生きていくのに知識として足りないことも、このドラマを通じて感じた人も多いのではないでしょうか。
これからどういうことを指針にして生きていけばいいのかということはやはり学校では教えてもらえないかもしれませんね。
もちろん今から完璧な答えを提示してくれるものなんてどこにもありません。
しかし、ヒントとなるものを得て、自分で考えて行くことは決して無駄にはならないでしょう。
たとえば、これから社会に巣立つ人たちへ、これからの時代を生き抜くためのヒントとなる本をプレゼントするのはどうでしょうか。
本から得た刺激から、いろいろと自分なりに考えてもらうのも有効だと思うのです。
ここでは、そのヒントになるかもしれない本を挙げていきます。
Top Photo:Waiting Subway By danielfoster437
『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』 河合 雅司 著
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最新のデータを元にこれからどうなるかをまとめたのが『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』です。
ただの憶測とかではなく、データを元に未来の姿をあぶりだしているところがなんだか怖いような感じもしますよね。
しかし、これからやってくることに目をつぶっていては始まりません!
しっかりと現実を見据えて、未来設計に活かすにはとてもいい一冊となることでしょう。
『2030年ジャック・アタリの未来予測 ―不確実な世の中をサバイブせよ!』ジャック・アタリ 著
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2030年の世界を予測するということですから、東京オリンピックを越えてさらに10年後の未来ということになります。
この時に政治や経済はどうなっているのか、この本を通じて想像してみるのも悪くないでしょう。
2030年も、その先も生き続ける若者にぜひ贈りたいですね。
『9プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために』 伊藤 穰一 著
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これからの世界の変動がより大きなものになっていくことを『9プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために』を読めば実感できるかもしれませんよ。
これまでの概念から抜け出し、考え方を変えていくのにも役立つでしょう。
この本を読めば、今起こっている世界の変動にももっと敏感になるはずです。
『仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること』鈴木貴博 著
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AIが人間の仕事を奪っていくと言われていますが、この「失われた20年」と呼ばれる日本の経済低迷期の中でも多くの仕事が失われていったこともまた事実です。
こういう現象はこれからあることではなく、もう今もあることだと言ってもいいでしょう。
恐れるのではなく、逆に時代のニーズやAIの台頭が、何を取捨選択していくのかをしっかりと見据えて人生設計をした方がいいですよね。
この本にはそのためのヒントが隠されています。
さいごに
未来を生きる若い人に対して、これからの時代を先取りする本をプレゼントするというのはいかがだったでしょうか。
たしかに未来はわからないものです。
しかし今の世界の仕組みのまま何も変わらずに未来が来るということはなさそうだなと、皆も薄々感づいているのではないでしょうか。
意識のある人にはこういう本を贈って、未来の姿を見据えてもらうのもいいと思うのです。
gippyライター紹介
「毎日を楽しく素晴らしい一日に」をモットーに、食やライフスタイルのライターとして執筆中。小さな幸せの積み重ねが人生の豊かさを作るということに気づき、人の縁、今という時間を大切にアンテナを伸ばしています。人と人とのコミュニケーションから、たくさんの幸せを生み出みだされることを願って、小さな幸せを一人でも多くの人に届けたいと思っております。