どうしても漫画というのは若い人のものという側面がありますよね。
今の流行を機敏に追った漫画にはついていけないというシルバー世代も多いことだと思います。
しかしシルバー世代だって漫画を読みたいという欲求があるはずです。
たわいもない漫画を読んで気を休めることもしたいという時だってあるのではないでしょうか。
刺激が強い漫画ばかりがベストセラーに並ぶ中で、なかなか自分たちに会うような漫画はないとあきらめている人も多いかもしれませんね。
しかし、ここであきらめてはいけません。
探せばシルバー世代にも受け入れられる漫画は確実にあるのです。
ここでは、シルバー世代におすすめできる益田ミリの本を紹介します。
益田ミリの本の中から、シルバー世代にとって気晴らしに読んでもらうことができる漫画をセレクションしてみました。
こういった本をプレゼントにしてみてはいかがでしょうか。
Top Photo:Family By rolands.lakis
『沢村さん家のこんな毎日 平均年令60歳の家族と愛犬篇』益田ミリ 著
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『沢村さん家のこんな毎日 平均年令60歳の家族と愛犬篇』では沢村さん一家が物語の中心となります。
父である沢村四朗70歳と母である沢村典江69歳、そして娘である沢村ヒトミ40歳の日常を描いています。
ちゃんとシルバー世代が主人公として物語に書かれているのです。
定年して書館通いやジム通いを日課としている沢村四朗の姿には、自分を重ねてしまう人も多いかもしれませんね。
『沢村さん家の久しぶりの旅行』益田ミリ 著
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沢村さん一家の物語はまだまだ続きます。
『沢村さん家の久しぶりの旅行』ではシルバー世代の沢村四朗、沢村典江の夫婦が函館に旅行に行きます。
旅先でどんな出来事が起こるのか楽しみですね。
旅行だけではなく沢村さん一家の日常がいろいろ垣間見れて楽しめる内容となっています。
『沢村さん家はもう犬を飼わない』益田ミリ 著
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『沢村さん家はもう犬を飼わない』というタイトルはちょっと物悲しい感じがしますよね。
沢村さん一家の日常の姿に触れると、我が家にもこういうことあるよなぁと感心してもらえると思いますよ。
レンタルDVDをはじめて利用する沢村四朗のエピソードに、ちょっとほんわかした気分にさせられますよ。
『オトーさんという男』益田ミリ 著
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娘と二人っきりになると話すことがないということはありませんか?
娘からみてお父さんはこんな風に見えているというちょっぴりドキッとするような内容になっているのが『オトーさんという男』という作品です。
シルバー世代でもまだまだ娘の視線には気が抜けないのかもしれませんね。
自分でも当てはまることが多くて思わず笑っちゃうかもしれませんよ。
『お母さんという女』益田ミリ 著
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いくつになっても子供がお母さんの事を思う気持ちは変わらないはずです。
もちろんシルバー世代から見ても『お母さんという女』は胸がキュンとしてしまうような一冊となるでしょう。
さいごに
シルバー世代に益田ミリの漫画を贈るというのはどうだったでしょうか?
自分たちと同じ年代の人が作品に出てきて、心のうちの本音を言ってくれるというのは、それだけで癒しになると思います。
ぜひ、漫画を贈るという選択肢も考えてみてください。
gippyライター紹介
「毎日を楽しく素晴らしい一日に」をモットーに、食やライフスタイルのライターとして執筆中。小さな幸せの積み重ねが人生の豊かさを作るということに気づき、人の縁、今という時間を大切にアンテナを伸ばしています。人と人とのコミュニケーションから、たくさんの幸せを生み出みだされることを願って、小さな幸せを一人でも多くの人に届けたいと思っております。