この夏に送りたいお中元~別格な京都のお菓子で箔をつける

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

いつもお中元を贈る人にとっては、毎回何か変化をつけたいって希望があることでしょう。
どうせ送るのなら、インパクトを与えるようなものがいいですよね。
いつもと違うものを送りたいって時に注目したいのが、日本に昔からある老舗のお菓子です。
老舗のお菓子なんて古いから注目されないだろうと思っていませんか?
今は逆にネットなどを通じて老舗のお菓子の再評価が高まっているのです。
やはり長い年月生き残ってきたお菓子たちは、他にはないオリジナリティーにあふれているからでしょうね。
そして老舗と言えば京都。
京都の食文化の奥深さには、おいそれとはマネできないものがあります。
そんな京都のお菓子の持つ味の深みや重みを味方につけて、お中元に箔をつけるのも悪くはないでしょう。
洋菓子を中心にお中元を選んでいる方なら、この夏は京都のお菓子の中でも老舗のものを狙ってみるのもおもしろいですよ。
京都のお菓子の持つ深い味わいは相手にも喜ばれることでしょう。
それでは、どんな老舗のお菓子があるのかを見ていきましょう。

Top Photo:Kyoto By Moyan_Brenn

冷たい緑茶によく合う京の生菓子

x0714-1-20
Photo:俵屋吉富 Japanese Cake By nekotank

京の名菓として名高いのが俵屋吉富の雲龍です。
意匠の中に龍のイメージが投影されているとのことですが、そういう視線で見ると何やら力強い龍の姿が浮かび上がってくるようです。
この季節ならば冷たい緑茶とあわせていただくとおいしいです。
これを送られた人は、小豆の粒を口の中に感じながら、さすがに老舗の味だなぁと感心することでしょう。

見た目とは違うしっとりとした半生菓子

x0714-1-30
Photo:阿闍梨餅 By ekkun

一見どら焼きのように見えて、実は餅生地で包んで焼いているというのが阿闍梨餅本舗の京菓子司の銘菓、満月です。
その食感を楽しみつついただくのがいいですね。
これを送られた人は、見た目と食感のギャップに驚かれるでしょう。
次にもちもちした食感の中にも、あっさりした甘さの餡の絶妙なハーモニーに、思わず笑みがこぼれることでしょう。
こういうサプライズを感じさせるようなお菓子なら人にあげてもいいですよね。

がっつりとした食べごたえが欲しい場合は

x0714-1-40
Photo:出町ふたば 豆もち 栗もち By rhosoi

がっつりとした食べごたえが欲しいだろうと思える相手ならば、出町ふたばの豆餅がおすすめです。
豆餅はその名の通り、えんどう豆がたっぷり入っています。
豆だけの食感だけでは単調と思うのならば、栗餅もありますよ。
上品で素材感があふれている栗は、また豆餅とは違ったおいしさで、両方の取り合わせがいいでしょう。

まるで宝石のような和菓子

x0714-1-1

by 永楽屋 琥珀柚子

永楽屋の琥珀柚子はまるで宝石のような輝きを放つ和菓子です。
琥珀ははるか太古の樹木が地殻変動などで埋もれて、長い月日を重ねて化石化したものです。
その琥珀の深い色を再現したかのような柚子が涼やかで、夏のおやつとしてはピッタリですよね。
この琥珀柚子には、白双糖という粒が大きい糖が使われています。
素材1つ1つにもこだわった老舗の心意気がうれしいですね。

 

いかがでしたか。
京都の歴史あるお菓子には、素材を大切にした自然の味わいと言うものも活かされているので、送る側としても自信をもって渡すことができるという利点があります。
洋菓子ばかり食べている人には、和菓子のおいしさを再発見してもらえるという機会になるかもしれませんね。

gippyライター紹介

キュレーター/ライター 如月柊

「毎日を楽しく素晴らしい一日に」をモットーに、食やライフスタイルのライターとして執筆中。小さな幸せの積み重ねが人生の豊かさを作るということに気づき、人の縁、今という時間を大切にアンテナを伸ばしています。人と人とのコミュニケーションから、たくさんの幸せを生み出みだされることを願って、小さな幸せを一人でも多くの人に届けたいと思っております。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PICK UP

カテゴリー

スポンサーリンク
PAGE TOP