開店祝い、開業祝いといえば、お花・観葉植物などインテリアとして飾っていただけるものが一般的 という記事を別で特集しましたが、
今回は開店祝い、開業祝いのマナーや予算、立て札についての特集です。
開店祝い、開業祝いには胡蝶蘭や観葉植物が定番【胡蝶蘭 編】はこちら。
開店祝い、開業祝いの予算相場
一般的な開店、開業祝いの予算相場は20,000円〜50,000円程度とされています。
当然贈り先とのご関係によっても異なりますますので下記をご参考にしてみてください。
- お取引先|10,000~50,000円
- お知り合い|5,000~10,000円
- ご友人|10,000~30,000円
- お身内|20,000~50,000円
ほとんどの場合、胡蝶蘭を贈る事が多いとおもいますが、形式に捉われずもっとこういうもの贈りたいという気持があれば
仲良い贈り相手であれば物は意識しなくても良いかもしれませんね。
胡蝶蘭や観葉植物の場合に添える立て札の書き方
お花や観葉植物をお祝いとして贈る場合、植木鉢のところに立て札に送り主名を明記するのが一般的です。
形式がわからない場合もありますので、参考にしてください
木札・紙札の場合、基本は「表書き/贈り主様名」とします。贈り主様のお名前を分かりやすく目立たせるために大きくシンプルに書きましょう。
①表書き
表書きには「祝」「御祝」、「祝 御開店」「開店御祝」「祝 御開業」「開業御祝」など
事務所や事業所のご開設には「祝 御開設」「開設御祝」
また、開店・開業後のお祝いには「祈御発展」などが使われます。
②贈り先様名
特定の方に贈られる場合、札の左右いずれかに記載します。※地域によって異なります。
例:「ギッピー 様へ」「株式会社gippy 代表取締役 東京太郎 様へ」
③贈り主様名
贈り先様名を入れない場合には表書きの下中央、札の左右いずれかに記載します。※地域によって異なります。
④立札記載例
「祝 御開業 / gippy株式会社 代表取締役 東京太郎」
「御祝 / 大阪花子 様へ / 株式会社gippy 代表取締役 東京太郎」
「開店御祝/東京太郎」
ほとんどの場合、購入した花屋さんに口頭または申込用紙に記入しそれを筆書きしてくれます。
万が一自分で記入する場合は、上記のルールに従って書いてみてください。
メッセージカードを添える場合の文例
贈り物とあわせて、メッセージカードを添えるのがオススメです!
特に贈り主が男性の場合、めんどくさかったりはずかしかったりする事があると思いますがそこは我慢して一筆添える事をオススメします!
何もなく花が届けられるよりも、一言でもそこにメッセージが書いてあるだけで何十倍、何百倍も相手の心につきささりますのでどうかチャレンジしてみてください。
文例
「御開業誠におめでとうございます。これからの御社のご発展と、社員の皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
gippy株式会社 代表取締役 東京太郎」
「太郎くん 念願のカフェご開店、本当におめでとう!!新しいお店に幸多きことを心よりお祈りいたします。 花子」
お祝いを贈るタイミング
開店・開業直前は何かと忙しいものです。
送り先の開店・開業の1週間前〜前日までに余裕をもって届くように手配をしてください。
さらに気遣いができるのであれば、贈り先にいつ頃届くかをお知らせしておくのも礼儀かもしれません。
開店・開業後に贈る場合には、表書きを「祈御発展」に
どうしてもタイミングがオープンに間に合わなかったり、後日のお祝いになるばあいには、立て札の表書きを「祝」「御祝」ではなく、「祈御発展」に変えて贈れば問題ありません。
金額や形式はあまり気にせず、とにかく心からお祝いしましょう!
ここまで、開業や開店祝いの一般的なルールやマナーをご説明しましたが、
なにより大切なのは、新たなスタートをきる送り先の方への気持です。
無理して高額な物を贈る必要もありませんし、仲良い相手であれば形式ばった物でなくても大丈夫です。
開店や開業というのは、「期待や希望」と、「不安や恐怖」が隣り合わせにあったりしますので、すこしでも応援や激励をいただくと嬉しいものです。その意味でも、電話やメール、メッセージカードなどで相手に
「おめでとう」「応援するから頑張ってね」
という気持を伝えることができれば、きっと喜んでくれます。
あなたもこれから開店・開業する方がいらっしゃいましたら、心から応援してあげてくださいね!
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